(全国CW同好会 10−4−68)

as of 1 Feb,2011



全国CW同好会(KCJ)のしおり



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                                 入会を希望される方へ
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 全国CW同好会は,CW QSOを通じてお互いの友情を温めあい,同時に CW 通信技術を高めるために
努力しています。ハムの中で,もっともハムらしいハムと自負している人たちの集まりで,全国に
およそ160人の会員がいます。
 会の略称[KCJ]のフルネームは [Keymen's Club of Japan]と称します。Key とは,私たちとは切
っても切れない縁の深い電鍵であり,また“重要人物”という意味が含まれています。メンバーの
一人ひとりが,良きCWマンであり,同時にアマチュア無線界の Keystone を守る人物でありたいと
願いをこめて命名されました。
 メンバーは,それぞれの地域でアマチュア無線活性化のために活動するとともに,自分でCWの
面自さを見つけ,長くCWを楽しみたいと考える人たちが集まった会です。
 CWは通信の原点であり,電波が存在すれば,それを断続するだけで通信ができ,もっとも単純で
ありながら,もっとも確実な通信方法です。電波が飛んで行く,通信ができるというアマチュア無
線の根底にある素朴な興味を満足させてくれます。
 ご承知のとおり,CWは電話にくらべると通信の能率は悪く,意思の伝達に苦労することがあるこ
とも事実です。その欠点をカバーするために,簡潔な通信文を工夫してつづります。その通信文を
解読し,相手が伝えようとしている内容を読みとり,符号に乗って伝わってくる相手の気持ちに触
れることができます。これは推理や想像を楽しむ,ひとつの知的なゲームとしての面白さがあり,
これこそ他の通信方法とは異なったCW通信の醍醐味だと言われています。
 アマチュア無線に興味をもつ人は,いつの時代にも少なくありません。目本では周知のように,
世界に先駆けてノーコードライセンスを導入したことにより,アマチュア無線への入門の道が広が
った反面,CWを知らないハムも多くなっています。いっときの興味でアマチュア無線を始めたり,
その中でCWも一つのモードとして関心を持ったりというだけでなく,通信の原点でもあるこのCWを
いつまでも大好きで,生涯,腕を磨くテーマのひとつにしようという考えの方々を本会は歓迎して
います。
 このように本会は,CWが好きな人の集まりですが,アマチュア無線のさまざまな楽しみ方を否定
するものではありません。いまや多くの電波型式が許可されているアマチュア無線界ですから,い
ろいろな分野にパイオニア精神を発揮するのも結構です。しかし,結局はCWの面白さを認識された
人たちが,いつかはここに集まってくるのではないかと考えています。


全国CW同好会の活動について
 CWをより身近に,そしてエキサイティングなものとするために,ハムライフの中でCW QSOのいろ
いろな楽しみかたについて,多少のヒントを提供しています。また,本会が広くCW通信の発展にど
のように貢献しているかを,具体的な事業を通して理解を深めていただきたいと考えています。
 そのいくつかの事業を紹介します。

(1) アワード[KCJA]の発行
 本会はユニークなアワード[KCJA]を発行しています。ネーミングは”Keymen's Century of Japan”
で,また,KCJ Awardとも読めます。アワードルールは,単純明快で,マルチバンドで,のべ100都
道府県とCWでQSOするというものです。
 また,KCJ発足25周年を契機にKCJAルールを一部改定しました。KCJA申請にあたって,QSLカード
を提出していただくことを原則にしてきましたが,これまでの実績からQSLカードの正確な表記につ
いて,認識が十分に浸透したと考えますので,QSLカードの提出義務を原則的に廃止し自己宣誓方式
に改めました。また,上位への挑戦意欲を持続していただくため,400点以上の申請は25点刻み,600
点以上の申請は10点刻みに変更し,併せてステッカー制度を採用しました。

(2) CWコンテストの主催
 毎年8月に,本会主催で[KCJコンテスト]を行っています。このコンテストの目的は,互いに確実
なCW通信を通してCW送受信技術の向上を図り,かつCW愛好者の親睦を深め、併せてコンテストに
おけるフェアプレー精神を高揚することにあります。
  また、本会主催のコンテストの大きな特徴は,提出されたログを全数コンピュータで審査し,双方の
ログの記載内容が一致した場合に限って双方に得点を与えるという規則にあります。
 ログを提出しない局との QSOは得点になりません。ログを提出したからといっても,記載・転記ミス
などがあると,審査の段階で双方のログが一致せず,自分も得点できないし,相手にも得点が与えられ
ないことになります。得点を競う競技においてのフェアプレーとは,ルールにのっとって参加し自分も
得点し,かつ相手にも迷惑をかけないことです。

 ログ審査プログラムは,会員の間で議論を重ね,改善が行われた結晶です。また,近年はE-mail
やFDでのログ提出を推進するなど,参加する人が自分のログをきちんとチェックして整理してあれば,
合理的で公平な審査ができるようになっています。
 毎年2月に,本会主催で[KCJトップバンドコンテスト]を行っています。1.9MHz帯の狭いバンド幅
でもコンテスト実施が可能な独特のルールで,KCJトップバンドコンテストを行ってきましたが,
2000年に1.8MHz帯の開放があり,バンド幅は一挙に倍増しました。このため,KCJトップバンドコン
テストルールを大幅に見直し,1.8と1.9MHzの両周波数帯を使用できることとし,この機会にDX局の
参加を可能にしました。
 アワードもコンテストも,一種のスポーツであり遊びにすぎないことですが,そこにも守るべき
ルールがあります。誰もが容易に電波を出せる時代になっても,アマチュア無線の楽しさとは,規
律とけじめを前提にしてこそ意味がある,と本会は考えています。

(3) 都道府県・北海道支庁の略称の制定
 私たちは,CW通信で省略されたつづり文字から,もとの語が何であったかを推察し,その意味を
理解するということを,日常よく行っています。短い略称から,都道府県名などが容易に推察でき
るように,既成のコードとしてあった漁船の船籍都道府県名を示す符号をもとに,多少手を加えて
KCJ独自のものを制定しました。このコードは,KCJが主催するコンテストで交換するナンバーに使
っています。CW通信にセンスあふれる略語として,目常のQSOでQTHの表示にどんどん使って欲しい
と思っています。また,他のコンテストのナンバーなどにも利用していただけることを願っています。

(4) KCJホームページの公開
 会員向けの会報[ザ・キー]の発行以外に,KCJ活動内容を内外に知らせるため,KCJホームページ
( http://www.kcj-cw.com )を作成しています。 会の活動に興味と関心をお持ちの方は,一度アク
セスされますようお勧めします。

(5) その他の活動
 通信の原点ということは,アマチュア無線発祥のころの手づくりの通信という意味があって,今
日でもCWは自作の入る余地のある分野です。本会会員の多くは,自分の無線機を何か自作した経験
があり,自作するアマチュア精神は,QRP機に凝縮されています。その記録にいどむ人もあれば,コ
ンテストやアワードハントに巧みな人もいます。また,各バンドでヌシのように活躍している人,
移動運用に熱心な人,DXをバリバリ稼いでいる人もいれば,もっぱら外国の電波の旅情を楽しんで
いる人もいます。コンピュータとCWの接点を求めて,独自の活動をしている人もいます。地域でCW
通信の指導に熱心な人もいます。
 そんなエキスパートたちを,根底で結んでいるのがCWです。物質文明全盛の時代は,アマチュア
無線もその例外ではなく,画像通信,衛星通信さえも手軽にメーカー製の機械を使って行われるよ
うになりました。電波は飛んであたりまえ,聞こえて当然という風潮が生まれ,この趣味の存在す
る根底がゆらぎ始めたのではないかとさえ思われます。しかし,自分で努力して符号を覚え,自分
でキーを操作してはじめて可能になるCW通信には,何か自分でやらなければならないという,古き
良き時代のアマチュア精神が温存されているように思います。
 CWはこの先,アマチュア無線の世界にしか残らないことになりましたが,自分の出した電波がは
るばる飛んで行くことに対する素朴な興味と驚きを感じる感性豊かな人が絶えない限り,アマチュ
ア無線のCWは存在し続けることでしょう。
 CW同好会が,将来ただの[CW保存会]になってしまうことを嘆く声も聞かれます。しかし,それが
死んで博物館に置かれるような保存ではなく,その電波が原始的ではあるが,確実な通信の手段と
して世界を飛びまわっている[動態保存]であれば,これは愉快なことではないでしょうか。そのた
めにも,本会は,“下手の横好き”の会ではなく,“好きこそものの上手”の会でなくてはならな
いと思っています。


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                           全国CW同好会への入会について
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 入会資格は,個人局で,CW免許を保有していることが必要条件です。
「KCJ入会申込書」に,ご自身のアマチュア無線活動歴や,アマチュア無線やCWについてのお考えと
自己紹介をお書きください。入会申込書が届いたとき,会から若干の質問をさせていただくかもし
れませんがご理解ください。
 会員はハムである以前に,よき社会人であることを強調しています。入会して,何か特別な利益
があるという会ではありません。どの会員もボランティア精神を基に,会の運営に協力することが
前提とされています。
 本会会員は,電波法規の遵守はもちろん,アマチュア無線のよき習慣を不文律として守ることを
モットーにしています。また,会員になられてからは,会の主催するコンテストに参加されたとき
は,主催者側の一員として必ずログを提出することを心がけていただきます。
 長い生涯のうちには,いろいろな事情で好きなアマチュア無線から遠ざからなくてはならないこ
ともあるでしょう。そのようにアクティビィティの落ちた時期にあってもアマチュア無線とCWには
関心をもち続け,本会会員であることに意義を感じ引き続き在籍していただきたいと思います。
 そうした事柄すべてを含めてライフホビーというものだと私たちは考えており,このような考え
にご賛同いただける方に入会していただけることを心から望んでいます。


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                                   入会申込方法
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 会員担当に,SASE(長型3号(A4三つ折り)の封筒に返信宛先を書いて90円切手を貼ったもの)を
 送って,入会申込書を取り寄せてください。E-mailでのご請求にも対応可能です。

    送付先:   〒174-0046 東京都 板橋区 蓮根 1-1-22-205
              JA7QLP/1 工藤 博昭 (E-mail: kcj-mem2(a)kcj-cw.com)


 次に,入会申込書に必要事項を記入してKCJ会長に提出してください。

    送付先:   〒668-0821 兵庫県 豊岡市 市場 602-1
              JR3KQJ 中島 昌己 (E-mail: kcj-p(a)kcj-cw.com>

 入会承認書が届いたら,所定の会費を納めて,貴局もKCJの一員となります。
 入会申込書への記入は自筆でお願いしますが、PDF やTIF の添付ファイルをメールで送付して
 いただいても結構です。

                         改訂履歴
                         初版:1977頃
                         改訂:1992, 2002, 2004, 2006, 2008, 2010, 2011
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               良くある質問
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Q:入会申込書はメールでの請求はできませんか?
A:KCJを理解して頂いた上で入会して頂くため、入会希望があった場合、
入会申込書のみならず下記の資料をお届けしています。

 1)入会申込書の提出先等々の情報
 2)KCJ・全国CW同好会のしおり
 3)KCJメンバーリスト
 4)全国CW同好会入会申込書

  これらの資料はPDFファイル(約200kバイト)でも準備していますので、
  会員担当【 kcj-mem2(a)kcj-cw.com 】までメールして下さい。

なお、入会申込書は郵送及びPDF・TIFファイルのメール送付でも結構です。